DR-55 MIDI Sync Boardは、マイコンにArduinoを使用しています。Arduinoの開発環境を使って、プログラムを変更することが可能です。
ここでは、変更の手順を説明します。
- PC (Windows/Mac)
- USBシリアル変換アダプタ 例:SwitchScience社製変換アダプタ
- USBケーブル(PCと変換アダプタを接続)
- PCに、Arduino IDE 開発環境をインストールします。 ここから、ダウンロードします。
- 変換アダプタ用USBドライバーをインストールします。 上記アダプタの場合、FTDI社のドライバをダウンロードして、インストールします。それ以外のアダプタは、変換アダプタの説明書を参照するか、販売元に確認してください。
- Metro ライブラリをインストールします。 ここをクリックして、Metroライブラリをダウンロードします。ダウンロードされたzipファイルを解凍すると、解凍フォルダの中に”Metro”というフォルダが現れます。この”Metro”フォルダを、以下のフォルダの中に置きます。
| PC | フォルダ |
|---|---|
| Macの場合 | 書類/Arduino/libraries |
| Windowsの場合 | ライブラリ/ドキュメント/Arduino/libraries |
- Arduino IDEが立ち上がっている場合は、再起動します。
- DR-55 MIDI Sync Boardのソースファイルを、ダウンロード します。
- ソースファイルをArduino IDEでオープンし、ソースを変更します。
- ソースを変更したら、「検証」ボタン(左上のチェックマーク)をクリック。エラーがでないことを確認。
- DR-55からSync Boardを外すか、DR-55の電源が切れていることを確認。
- 変換アダプタに、電圧切り替え(5V/3.3V)がある場合は、5Vに設定する。
- 変換アダプタをArduinoのピンヘッダーにつなぐ。向き(表裏)に注意。記載されている信号名が一致しない場合があるが、送信(TX), 受信(RX)が相互に接続されて、電源(VCC)ピンが合っていれば大体動く。

- 変換アダプタをUSBケーブルでPCにつなぐ。Windowsで初めての接続の場合は、USBドライバのインストールが始まる時がある。Arduinoに電源が供給されるので、赤いLEDが点く。
- Arduino IDEで、以下の設定をする。
- [ツール]メニュー - [ボード] - [Arduino Pro or Pro Mini] を選択。
- [ツール]メニュー - [プロセッサ] - [ATmega328 (5V, 16MHz)] を選択。
- シリアルポートを選びます。
Macの場合
[ツール]メニュー - [シリアルポート] - [/dev/cu.usbserial-XXXXX]を選択。(XXXXは何かの文字が入ります)変換アダプタによって名前が異なることがある。

Windowsの場合
デバイスマネージャーでUSBシリアルポートの名前を調べます。下のサンプルでは、COM14という名前だとわかります。
Arduino IDEの[ツール]メニュー- [ポート]で、COM14を選択します。

- DR-55 ボードのDIPスイッチの1番をPGMに設定。
- Arduino IDEで、「マイコンボードに書き込む」(検証ボタンの隣の右矢印ボタン)をクリックして、書き込み。
- 「ボードへの書き込みが完了しました」と表示されれば転送終了。
- Arduinoのリセットボタンを押して、LEDが4回つけばOK。
- DIPスイッチをMIDIに戻し、DR-55の電源を入れて動作確認する。
- 問題なければ、変換アダプタを取り外して、作業終了です。
手順8で、それっぽいポート名が表示されない。
- USBケーブルを一旦抜いて、しばらく待ってから挿し直す。
- PCを再起動する。
- 表示されているポートを、とりあえず順番に試す。
- USBドライバを再インストールする。変換アダプタの型番+”ドライバ”で、ネット検索すると、対処法などの情報が見つかることがあります。
手順11でエラーが表示される。
- DR-55のDIPスイッチがPGMになっているか確認。
- USBケーブルがデータ通信対応のものか。充電用のUSBケーブルは使えません。
- 変換アダプタがピンヘッダに奥まで差し込まれているか、向きは合っているか。
- Arduinoのresetボタンを押してから、転送する。
- Arduino IDEで、ボード、プロセッサ、ポートの設定を確認する。
- 変換アダプタに送信、受信のLEDがあり、転送中は高速に点滅するはず。点滅しないか、点滅してもすぐ止まる場合は、通信に失敗しているので、上記設定を再度確認する。